絵画

絵画、と一言で言っても、様々な技法があります。

原画では、洋画と日本画など。
洋画は、油絵の具や水彩絵の具、アクリル、パステル等で描かれており、
日本画は、岩絵の具や墨等で描かれています。

また、版画では、リトグラフ、シルクスクリーン、エッチング、
ドライポイント、メゾチント、アクアチント等。

例えばリトグラフは、木版、銅販、シルクスクリーンと並ぶ
版画技法のひとつです。

リトグラフの基本原理は、水と油の反発。
1790年代後半にアロイス・ゼネフェルダーがドイツで発明し、
1800年代前半にヨーロッパ全土に広まり
画期的な印刷技術の発展として貢献しました。

日本ではちょうどリトグラフが発明された時期には
歌麿、写楽、北斎が活躍し独自の浮世絵文化が
広がりつつあった頃だそうですよ。
ギャップを感じますね。

そして、80年代バブル期には、有名作家たちの油絵や日本画原画から
複製リトグラフが多く制作されました。
その中には、作家が時間をかけて版に描いて
1枚1枚手作業で丁寧に刷られた素晴らしいものもあれば
粗悪なものもあるそうです。

絵画はとても奥が深く、学び甲斐がありそうですね。